『渋江抽斎』の紹介 『渋江抽斎』(※読み:しぶえちゅうさい)は、1916年(大正5年)1月から5月にかけて、『東京日日新聞』『大阪毎日新聞』に連載された森鷗外の長編小説です。 森鷗外は晩年、史伝小説の道に進み、『渋江抽斎』・『井沢蘭軒』(1916年6月連載開始、1917年9月完結)・『北条霞亭』(1917年10月連載開始、1921年完結)は鷗外の史伝三部作と称されています。 ここでは、そんな『渋江抽斎』のあらすじ・解説・感想までをまとめました。 『渋江抽斎』-あらすじ 渋江抽斎は、江戸時代後期の医者・考証 ...